浜松市浜北区蜂の巣駆除報告日誌！

こんばんは！
浜松ハチ駆除専門店の鈴木です。

昔、アメブロでブログを書いていた事があったのですが、
未だに検索結果に引っかかっているみたいですね。

しかも、メインで書いているはてなブログよりも上位にいるというなぞのＳＥＯ力。
アメブロのドメインにそんなに戦闘力はあるのでしょうか？

消した方も分からないのでとりあえず放置していますが、
さすがに邪魔です(ﾟДﾟ;)

園芸用の棚にできたアシナガバチを退治

本日は浜松市浜北区で、
園芸用の棚に蜂の巣が出来てしまったので駆除してほしいとご依頼をいただきました。

依頼者さんは二週間前くらいから気付いていたけど放置していて、
どんどん大きくなって怖くなったからお電話したとおっしゃっていました。

これ、絶対やったらダメなヤツです！(; ･`д･´)

ハチが巣を放棄するのは初期段階だけである程度成長してくるとそこで永住する確率が高いです。
自然に巣が落ちる可能性も低く、落ちたとしても落ちた場所でそのまま営巣するでしょう。

蜂の巣を放置すればするほど加速度的に数が増え、大きくなっていきます。
それに伴い駆除料金は輪をかけて高額になっていきます。
もちろん被害にあわれるリスクは日に日に大きくなっていきます。

金額的にも、リスク的にも、精神的にも放置するメリットはないので
見つけ次第早急に対応されることをお勧めいたします。

今回巣を作ってしまったのはセグロアシナガバチというアシナガバチです。
日本で一番大きいアシナガバチです。

人家の周りによく巣を作り、大きくて攻撃性が高いので注意が必要なハチです。

巣は第３段階まで成長しており本日も大いに威嚇中。
写真では見えないですが棚を飲み込んで反りあがりプランターの中で巣が侵食していて
大体10ｃｍ程の大きさまで成長していました。
プランターに巣を作り始め大きくなるにつれて棚部分を飲み込んだという方が正しいかもしれません。

写真では大分おとなしくなってしまいましたが、
現場調査の段階では大興奮していてキアシナガバチもビックリするほど羽を揺らし、足を広げて威嚇してきていました。
写真撮る際もかなりビビッて近づきましたが冷静になっていて少し拍子抜け。

写真撮る際は無防備で近づくので威嚇が凄いときには慣れていてもちょっとドキドキします。
飛び出してくるようになったらここまで近づいて写真撮るのは難しくなりますね。

セグロアシナガバチの駆除開始

前置きが長くなってしまいましたね（笑）

今回は網目の棚の上にあるプランターの中に巣があるという少し厄介な現場でした。
これ下手な人がやると半分以上逃がしてしまうタイプです。
理由は逃げ道が沢山あるのと、全てのハチに薬剤が当たりにくいからです。

網目の棚の上にプランターがあるという事は巣の上に10ｃｍ程の空間があります。
薬剤が散布された後一度上に逃げた場合は薬剤がうまく届かず、
ほぼ当たらないという状態を生み出します。

そして素早く棚の空いた隙間から逃げ出せば、
致死量に達さないほどの薬剤しか浴びないずに生き延びる事ができるハチが大量にうまれます。

どうして致死量に達さないハチが生まれてしまうかというと、
スプレーは直線的な動きでしか散布する事が出来ないので裏面には届きません。
当たった面以外の薄くなった粒子に反応したハチは一斉に逃げ出そうとします。

そうならないためには即死性の薬剤が必要ですが
業務用でも市販薬でもそこまで即効性の高い薬は存在しないです。

だから薬剤を撒くことしかできない業者が駆除すると、
駆除したよりも逃げた数の方が多いという事が起きてしまうのです。
ただ、薬剤を撒けばいいって訳ではないのです！

今回はあらかじめ逃げ道を用意してそこに逃げようとするハチを集中させ、一網打尽にして駆除するというプランを立てました。
私はいつも駆除する前に現場をの前でぶつぶつ言っていることがありますが、
いろんな可能性を想定しながらプランニングしている最中ですの不審に思わないでくださいね。

用意したプラン通りに蜂が動いてくれたので一匹も逃がすことなく駆除できました！
戻り張りを待ちながら再発防止処置を施して作業完了です。

本日はご利用いただきましてありがとうございました。

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