浜松市蜂の巣駆除報告日誌！

こんばんは！
浜松ハチ駆除専門店の鈴木です。

本日は浜松市南区で窓サッシの下に蜂の巣が出来てしまったので見てほしいとご連絡いただきました。
窓のサッシの下は巣が作られやすい場所の中でも上位に食い込むほど作られやすい場所になります。

最近の窓はシャッターの分だけサッシ部分が前に出ていて壁とサッシの間に5ｃｍ程の隙間ができていることが多いです。
その隙間が雨風よけになるので被害が多発してしまっているという訳ですね。

しかも下部の場合は外からも見えにくいため外敵に襲われる可能性を軽減できるので、
蜂にとっては最高の巣を作る場所になってしまっています。

シャッター付きでサッシが前に出ているようなタイプのお家の方は、
暇なときに定期的に見回りをしていただければ蜂の巣ができたり大きくなるリスクは軽減できます。
面倒くさいですが予防の意味を兼ねてお勧めですよ(^▽^)/

では、現場にお伺いします

小さく黒いハチを発見！これは何？

現場を確認させていただくと、
フタモンアシナガバチというアシナガバチが巣を作っていました。

フタモンアシナガバチは15ｍｍ程の小さいアシナガバチの一種です。
真っ黒い体に特徴的な黄色の模様を持ち、おなかの部分に黄色の紋が二つあります。
これが名前の由来ですね(⌒∇⌒)

巣は大体10ｃｍ程ですが環境によっては15ｃｍ以上の大きさになる場合があります。
怖いのは小さい体でこの大きさの巣を作るという事です。
最盛期には200～1000部屋も作られ、働きバチはその倍ほどの数が生まれてしまいます。

過去の現場でも一つの巣に数百匹のハチがいる事はよくあります。
巣がある場合は小さくても油断できないのがフタモンアシナガバチです。

これは過去の現場の巣の写真です。
写真だと小さく見えますが、これで12ｃｍ程の大木があります。
ハチの数は駆除前には250前後の働きバチがくっ付いていました。
このハチは数が多く大量に飛散するので個人での駆除はお勧めできません。

ただ、攻撃性はアシナガバチの中でも低いほうになります。
巣に極端に近づいたり、巣に危害を与えようとしなければ襲われる可能性は低いです。
巣を見つけてもそっと現場から離れてください。

いくら大人しいと言っても何がきっかけで飛び出してくるかは分かりませんし、
飛び出した場合複数個所さされてしまう可能性が非常に高いのですぐに専門家にご相談される事をお勧めいたします。

フタモンアシナガバチを駆除します！

では、早速退治していきます。

この時期の巣には女王バチしかいないので刺激を少しでも与えると逃げてしまいます。
逃げないように慎重に巣全体を包み込み、薬剤を中に充満させて駆除していきます。

小さいお子様がいらっしゃるということでしたので、
できる限り薬剤を使わないやり方で今回は駆除させていただきました。

既に20部屋くらい完成しています。

このコラムでよく出てくるセグロアシナガバチの平均が10部屋もない程なので、
巣の進捗状況がかなり進んでいるというのが分かるかと思います。

最初のタマゴが羽化する段階でセグロアシナガバチの倍の働きバチが生まれるので、
この先の巣の成長は加速度的に早まっていきます。

お客様にもお伝えしましたがこの時期に発見できて本当良かったですね(T_T)
危険度も駆除金額もうなぎのぼりですから・・・

という事で巣を取り外して、
巣の痕跡を全て消し去り、再発防止処置を施せば作業完了です。

ちょっと見にくいですが名前の由来になった黄色の紋が二つ見る事ができます。
他の蜂と比べると小さいですがこれでも女王バチです。

女王バチといっても14～18ｍｍと働きバチと大差がないので今くらいしか判断つきません。

以上で全ての作業が終了です。
本日はご利用いただきまして誠にありがとうございました。

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