ハチ駆除報告日誌

こんばんは。
浜松ハチ駆除専門店の鈴木です。

本日は浜松市中区で玄関の軒下にハチが巣を作っているから見てほしいとご相談をお受けしました。
依頼者さんのお話ではどうやらスズメバチらしいという事でした。

この時期はスズメバチはあまり活動的ではありませんが、
今年は気温もそれなりに高い為活動をしている可能性があります。
近くに寄らないで少しお待ちくださいと伝えて大急ぎで現場に向かいます！

巣を作るコガタスズメバチを退治していきます！take1

現場に到着して巣の状態を確認させていただくと、
巣の傘に隠れているスズメバチの姿を確認する事ができました。

写真ではおしりしか見えません。
巣を作っているのはコガタスズメバチですね。

早速駆除・・・
と準備をしていた際に感知式のライトの光が付いたり消えたりしたことと、
雨が酷く降ってきた事でハチがびっくりして巣から逃げ出してしまいました。

こうなるとかなり厄介です。
日中でしたらある程度待てば帰ってきて来れますが、
雨が降っている夜となるとすぐに帰ってこない場合はもう絶望的。
夜でただでさえ見えないのに雨で羽が濡れて飛びにくいですから、
濡れない場所に身を隠して朝方に巣に戻ってくる可能性が高いです。

30分以上待ちましたが戻ってくる気配がないので事情を説明して別日にして頂きました。

巣を作るコガタスズメバチを退治していきます！take２

で、別日です。
って、また巣にハチがいない！！！！！
仕方ないので少し待たせてもらいます.

その間にスズメバチの巣の説明をしましょうか。

写真にあるみたいな傘が巣の上についているとそれはスズメバチの巣です。
あれ？って思った方はスズメバチの巣をよく知っていますね。

スズメバチは本来真ん丸の巣を作りますが、
初期の初期はこのようにアシナガバチのような状態の巣を作ります。
これはスズメバチがまず巣の中心部分を作り、タマゴを産み付けた後から外壁を作るからです。
カバー部分を作るのは一番最後になるのでこのような巣になる訳ですね。

この状態だとよく分からない方からみたらアシナガバチかスズメバチかよく分からないと思います。
見分ける方法は傘部分が少しでもあるかないかです。
少しでもカバー部分を作っていたらスズメバチですので絶対近づかないでください。

アシナガバチのコラムでも書きましたが女王バチは毒針をもっていません。
スズメバチも毒針は持ってはいません。
持ってはいないのですが、行動は大きく違います。
スズメバチは避難行動ではなく不審者や不審物に襲い掛かってくるという行動パターンをします。
こちらに向かって飛んできたり、威嚇飛行を行ってくるのでかなり怖いです。
もちろん顎でのかみつく攻撃はしてくる訳ですからいくら女王バチと言っても安心という訳ではありません。

スズメバチが巣を作っていたらご自分で駆除される事はできるだけ避け、
専門家にご相談される事をお勧めいたします。

と、説明をしている間に戻ってきてくれたのでサクっと退治してしまいましょう！

逃がさずに退治する事ができました。
やっぱりスズメバチですね、先程ご説明した通り少し網を近づけただけでこちらに威嚇飛行をしてきました。
この時期の蜂の駆除は些細な刺激で逃げてしまったり、向かてくるのである意味一番神経を使う時期です。
しっかりと退治する事ができると正直安心します（笑）

最後に掃除をして、再発防止処置を施して作業完了です。

本日は当店をご利用いただきましてありがとうございました。

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