浜松市ハチ駆除報告日誌

こんばんは！
浜松ハチ駆除専門店の鈴木です。

５月に入り多くのハチが飛来を始めました。
花や、木の周りにハチが飛んでいるのを目にする機会が増えた方も多いと思います。

今日はこの時期によく見かける事があるハチについて紹介します。

今が見頃の藤の花の周りに要注意！

紫色の花が咲き、棚一面に広がる様が凄く綺麗な藤の花。
昨今では鬼滅で鬼が嫌がる花という事で花がよく分からないという方にも馴染みがあるのでしょうか？
まぁ、実際の藤の花には鬼を殺す毒はありませんが（笑）

現物はこんな感じです。
浜松にお住まいの方ならフラワーパークに藤庭園があるので、
行かれた事は見た事は多いのではないでしょうか？

見た目が綺麗なこの花の近くによるとほぼ間違いなく『ブンブン』という大きな音を聞くことができます。
しかもかわいい音というよりは重低音が効いた少し怖い音がします。

その正体は、

大きく、黒く、丸いハチ・・・
そう！クマバチです。

この写真では一匹だけですが棚田の中には10匹以上が重低音を響かせながら飛び回っていました。
ハチが苦手な方にはかなり怖い状況かもしれませんね。

クマバチってどんなハチ？

クマバチは花バチの一種なのでミツバチのように大人しい性格をしています。
余程の事が無い限り襲ってくるという事はありません。
そもそも太っちょでお腹が曲がらず針を刺すという事が体の構造上苦手なハチです。
好戦的とか以前の問題なような気がしないでもないですが…

主食は花バチの名のごとく花の蜜や花粉を食べます。
大きい花から小さい花まで器用に飛び回って餌を集めます。

クマバチが怖いという方の理由としては
体が大きく、羽音が大きく、見た目が黒いという事も勿論ですが、
しつこく追いかけられたからとかホバリングしてずっと睨まれたからという方もいるのではないでしょうか？

これらの行動は襲おうとしているというよりは目があまりよくない事が原因で、
雄が雌と勘違いして追いかけてきているや、見定めている状態という事が多いです。
勿論餌場を守る為という事もありますので春先はホバリングを始めたらそっと離れてください。

花の周りに飛んでいるだけならあまり危害のないクマバチですが、
家屋の周りや花のない庭木の周りに集まっていたら要注意です。
その場合の多くはそこに巣があるケースが多いです。

クマバチの巣の危険性は過去に詳細に説明したブログがありますので、
気になる方はそちらを見てみてください。
今年もご依頼が入ったらバージョンアップして更新していきたいと思います。

こちらから手を出さなければ襲ってきにくいクマバチですが、
勿論針も毒も持っています。

動画サイトではおとなしい事を良い事に素手で触ったり、いたずらしたりしている方もいます。
刺されても大事に至るケースは少ないですが毒があるという事は、
アナフィラキシーショックが起こる可能性があるという事になります。
発作、痙攣、動悸、息切れ、呼吸困難、湿疹などの症状がでる可能性がありますので、
絶対に油断しないでください。

プ～さんみたいな感じに見えますが、れっきとした『ハチ』です。
武器もありますし、身を守るためならなんでもします。
花の周りに飛んでいるだけならばそっとその場を離れて放置するようにしてください。

ただし、家屋の周りで頻繁に見かけるようでしたら話は別ですよ。
お家や木が穴だらけ、毎年毎年どんどんとハチが増えていってしまいますので、
必ず専門家に相談するようにしてください。

ご自分でやろうと思うとかなりの数のハチが生息して諦めたり、
範囲が広すぎて対応できないという理由で諦めてお電話を頂いたりという事も多いです。
巣がよく見えないからこそご自分で判断しないようにしてくださいね！

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