浜松市蜂の巣駆除報告日誌！

こんばんは！
浜松ハチ駆除専門店の鈴木です。

うちにはもうすぐ４歳になる息子がいますがハチ駆除業をやるようになってから、
「ハチさんブンブンは？」と妙にハチに対して愛着を持っているようです。

蜂に対して恐怖心があまりないのか近づいていってしまうのでちょっと怖いところです。

浜松市天竜区でスズメバチを退治

さて、本日は浜松市天竜区で軒下にできた蜂の巣を駆除してほしいとご依頼をいただきました。
蜂の種類はよくわからないとおっしゃっていましたが、
巣の特徴を伺ったところスズメバチの巣だろうと予測しました。

当店にお電話いただく前に別の会社へ電話見積をされたそうですがその値段がかなり高くキャンセルされ、たまたま地元企業という縁で当店を利用していただきました。
私が提示した見積金額がその電話概算の半額程度だったのでさらにびっくりしていただけました。

現場は一階軒下で、高さは大体３ｍほど。
小さい脚立では届かないため大きな脚立が必要な高さでした。

スズメバチといえばこの子！
毎度おなじみのコガタスズメバチの巣です。

写真で見ると入り口のところから一匹こちらを睨んでいるハチがいると思います。
これがアシナガバチで言うところの傘の上にいる警戒バチです。
巣がさらに大きくなるとこの数が増えて最盛期には４～５匹が常に周りを見張り警戒に当たります。

サイズは12ｃｍ程で、既に第３段階に入っていますので
少しの衝撃でも飛び出してきますから注意が必要となります。

今回は朝早くの駆除作業となったため戻りバチが多く発生する危険性があります。
そこでスズメバチが出すＳＯＳ信号を利用して外に出ているハチを呼び戻す作戦をとります。

スズメバチは巣に危険が迫ると仲間にだけ伝わる信号を発生させます。
この信号は広範囲に広がるため周りにいるハチが一斉に巣に戻って巣を守ろうとします。

その性質を利用するためまず巣の出入口を封鎖したあと、わざと巣を刺激してハチが戻ってくる信号を出させます。数分程待つと大量の戻りバチが帰ってくるので網で捕まえて一網打尽にします。
それを繰り返すことで多くの戻りバチを退治する事ができるので、
朝に駆除するときはお勧めのやり方です。

ただし、このやり方には弱点があります。
・穴を塞ぐ為に至近距離まで近づく必要がある事
・凄い勢いで暴れるため巣が壊れて落下してしまう事がある事
・戻ってきたハチを網で捕まえる技術がない事
等が考えられます。
もし、巣が落下してしまった場合はかなり悲惨な状態になってしまいますので
個人で実際にやるのはあまりお勧めはできないかなという感じです。

戻りバチが来なくなったのを確認したら今度は本丸の巣の中のハチを退治します。
巣の中で暴れて、休もうとしたところを刺激され暴れてを繰り返しているのでかなり弱っています。

中にいるハチを全て退治して、巣を取り除き、掃除をして再発防止処置を施せば作業完了です。
この時期は実際に駆除する時間よりも戻りバチの対応や再発防止処置に多くの時間がかかります。
今回も大体50分ほど実際はかかってしまいました。
依頼者さんの都合に合わせて作業時間は短縮できますのでご相談ください！

本日はご利用いただきましてありがとうございました。

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