湖西市ハチ駆除報告日誌

こんにちは。
浜松ハチ駆除専門店の鈴木です。

本日は湖西市で庭の木にミツバチが大量にいるから見てほしいとご相談をいただきました。
この時期にミツバチが固まっているとなると巣がある可能性が高いです。
木や軒下に氷柱状に固まっているとそれは巣があると思っていただいていいかと思います。

巣がある場合は引っ越しの場合と異なりそのシーズンはそこで生活すると決めていますから、
待てど暮らせど秋口まではハチがいなくなることはありません。
しかも、ミツバチの場合は大量繁殖をします。
20ｃｍ程の氷柱ができていたらそこには2000～30000匹ものハチがいて、
あの小さい体からは想像ができないほどのブンブンという大きな音を立て落ち着きなく飛び回ります。

いくらミツバチ一匹一匹は大人しい性格とはいえそれだけ個体がいれば攻撃的な個体がいてもおかしくありませんし、
一匹が攻撃指令を出すと他のハチ達も襲ってくる危険性を考えたら放置されるのは得策ではないかなと思います。

氷柱状に蠢く大量のミツバチがお出迎え…

現場に到着して巣のある場所付近に向うと遠くからでもブンブンという音が聞こえてきました。
ある程度の距離からでも音が聞こえるとなると少なくても1000匹近くのハチがいるという証明になります。

太い木の枝の下に三角形の蠢く物体がお出迎えしてくれました。
これ一匹一匹が生きているミツバチですから、
虫が嫌いな方から言ったら地獄絵図という感じですね。

でも、今回の巣は少し珍しいです。
山の中ならこのような巣はよく見かけるのですが、
市街地でこのような開放的な場所に巣を作るのはあまり見かけません。

雨風がしのげて、外敵から見つかりにくい場所は他にも山ほどある訳ですから、
これだけ丸見えで吹き抜けのような場所でリスクを取ってまで巣を作る必要はありません。
もしかしたら引っ越してきたばかりなのかもしれませんね。
とりあえずここで巣を作って、他にもっと良い候補地があれば引っ越しするような感じかなと思います。

ミツバチは他のハチと違って引っ越しをする場合は幼虫だけでなく、
巣にため込んでいた蜂蜜を全て回収してから引っ越しをします。
なのでミツバチが引っ越しをした後には真っ白いハチ蝋でできた綺麗な巣だけが残ります。

こちらは予想通り小さい巣があっただけでした。
駆除した後に掃除したら粉々になってしまうくらいの大きさなので、
作り出して２週間は経っていない感じですかね。

ミツバチの場合は可哀そうだからという理由で逃がしてほしいというご依頼をいただく事がたまにあります。
勿論ご希望であれば生け捕りにして、人が少ない山へ逃がすという事もしております。
蜂蜜を作ってくれて穏やかな生き物と思われる方もいらっしゃいますので、
出来る限りはご要望に応えれればと思っております。

ミツバチの場合は退治も大変ですが、その後のお掃除が本当に大変です。
体中ベタベタです。
最後に再発防止処置を施して作業完了です。

本日は当店をご利用いただきましてありがとうございました。

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