浜松市ハチの巣駆除報告日誌

こんにちは。
浜松ハチ駆除専門店の鈴木です。

本日は浜松市西区で換気口の中にハチが巣を作ってしまったので
駆除してほしいとご依頼をいただきました。
換気口の内部から羽音が響いているという事で既に働きバチいる様子です。

換気口にハチの巣がある場合ご自分で薬剤を散布される方がいますが、
業者に依頼される場合はできれば散布しないでいただければと思います。
理由は女王バチが駆除できたか判断できなくなってしまうからです(｀･ω･´)
ハチの駆除は女王バチをしっかりと退治できるかどうかですべて決まります。
女王バチが生きていればどれだけ巣を壊しても、働きバチを退治しても意味がありません。

駆除業者がやる場合は確実に女王バチを退治できる算段を付けてから薬剤を散布しますので、
基本的には女王バチを逃がすという事はありません。
しかし、巣が半壊以上になってしまっていると女王バチを退治できていたかどうかのが分らず、
再発の保証が受けれなくなってしまう場合もございます。

危険という事もありますが、長期保証を付けるためにも散布はお控えいただければ幸いです。

換気口内部にハチはいるけど、女王バチは？？？

現場を見させていただくと換気口の中に目視で確認ができるほどの大きさの巣がありました。
今朝薬剤を散布した影響か幼虫が巣から落ちていました。

巣の状態から見てもほぼ壊滅に近い状態ですが、
働きバチ？と思われるハチ達が数匹飛び回っていました。
巣に薬剤が残っているのか着地しては飛び立ち、着地しては飛び立ちを繰り返しています。

巣に薬剤が残ってしまっているとハチにとっては不快な場所になるので、
居座ることはしなくなります。
しかし、そこに巣があるため簡単には放棄することができずこのような行動を取ります。

と、いう訳なので機材を使って換気口内部に薬剤を充満させてやっつけていきます。

退治完了です(^^)v
白く塗りつぶしてあるのは幼虫のなれの果てです。
死後数時間が経過していてグロだったのでさすがに自粛しました…。

ただ、巣の状況やなれの果てを見てみる限りでは女王バチっぽいのがいないんですよね。
この時期の女王バチはこのくらいのサイズまで巣を成長させてもしれっと放棄します。
なので薬剤が散布された直後に一目散に逃げだすという事は普通にあります。

なので駆除状況が分らない為断定は難しいかなって感じです。
巣のサイズのわりに働きバチの数も少なすぎるのも気になりますし…。
現状では逃げ出した可能性が高く、もしかしたら再発するかもという判断になります。
この状況になってしまうと再発保証がつけれません;つД｀)

とはいえ、再発率が下がるようにしっかりとお掃除や防止策は施します！

奇麗になりました。
今回の場所のように依頼者さんが確認しにくいような場所は、
作業前、作業後の写真を撮って確認していただくようにしています。

本当に巣があったのか、どんな巣立ったのか、ハチはいたのか、
作業はしっかりとやったのか、どんな仕上がりなのか　などなど…
見えにくい場所だからこそしっかりと確認をしていただいています。

実は駆除はするけど汚れはそのまま～って企業さんも多いです。
私が所属していた修行先も掃除や再発防止処置はしなくていいって教えてました。
お値段は高いんですけどね(笑)

再発防止処置を施して、室内でお借りした作業スペースのお掃除が終われば
作業完了です。
本日は当店をご利用いただきありがとうございました。

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