浜松市蜂の巣駆除報告日誌

こんんちは。
浜松ハチ駆除専門店の鈴木です。

本日は浜松市中区で庭木の支柱として使っている竹付近から黒いハチが飛び出してくるから見てほしいとご依頼を頂きました。
竹材とくれば多くの場合はタイワンタケクマバチが犯人ですね。
今年は本当にタイワンタケクマバチのご依頼が増えた気がします。
このまま勢力を拡大しないといいのですが…

では、早速お伺いさせていただきます！

あれ？クマバチがいない？ってあれ？なんかいる！！！

現場の確認をさせていただくと竹の中からブンと大きな音が聞こえてきました。
でも、出入口の穴がありません。
普通クマバチの場合は特徴的な出入口を作りますのでいるかいないは見れば分かります。
でも、中から羽音はするけど穴はないという不思議な現状が目の前にあります。

う～ん…
この竹は古く既に節の部分が抜けてしまっており、竹も真ん中から割れています。
そうなると直接穴を開けた訳ではなくそこから出入りしていたのかなと予想しました。
でも、そんな事あるのかな(・・?って思いながらとりあえず作業を始めていきます。

穴を塞いで、竹を取り外して、薬を撒いてを全ての竹で繰り返していきます。
今回は駆除した後竹の処分も承っておりましたのでこのような流れになります。
全ての作業が終わり再発防止処置を施して作業完…

って、あれ？
なんだか目の前でモソモソ動き回っている物体がいるんだけど？？？
なんだかこんな事ついこないだもあったような…

はい、今度はスズメバチです（笑）
また頭のすぐ上に巣がありました(。-∀-)

でも、凄い珍しい巣でした！
写真にある通り外皮カバーないんです！
こちらは毎度おなじみのコガタスズメバチなのでカバーをするはずなのですが、
よく見てもカバーを最初から作っていない感じです。
場所が悪すぎてカバーできなかったのでしょうか？
なんだかこちらの現場は普段起きない現象がいっぱい起きています（笑）

ちなみにスズメバチの中でもカバーをしない個体も存在します。
風鈴みたいな形の巣を作るヒメスズメバチが有名ですね！

無事駆除する事ができました～。
こうやってみると巣自体は通常と変わりない感じですね。
なんで外皮カバーがなかったのでしょうか？
やっぱり不思議です。

右上に乗っかっているのが女王バチです。
この時期は女王バチと働きバチのサイズ感が明確なのですぐ見つけられます。
もう少ししてくると働きバチも大きくなってくるのでどれが女王バチか分かりにくくなりますので、
女王バチの姿を見られるのは今駆除された方の特権かもしれません（笑）

今回は枝を切らせていただく許可をもらっていますので、
巣があった周りをばっさばっさと切っていってしまします。
もちろん切った木はこちらで処分しますのでご安心ください。

戻りバチを待っている間に外した支柱の竹を分解していきます。
小さい穴は開いていて、生活していたような痕跡はあるのでタイワンタケクマバチがいたのは間違いありません。
でも、成虫の姿が見えないのはちょっと気がかりですね。
まぁ竹がなくなれば絶対来ませんので処分してしまえば安心です！

竹の処分も終わりましたが戻りバチが帰ってくる気配がなかったので、
最後に全体的に再発防止処置を施して作業完了です。

本日は当店をご利用いただきましてありがとうございました。

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