浜松市ハチ駆除報告日誌

こんにちは。
浜松ハチ駆除専門店の鈴木です。

今日から６月！
直射日光は夏のようにじりじりと肌を焼いている感じが既にしています。
これから夏本番に向けてどうなってしまうのか怖いな～と思いながら作業に当たっています。

既に梅雨入りしているはずなのに雨はどこ行ってしまったんでしょう？
確かに強い雨の日はありますが、しとしとと長く降るような梅雨雨の日が少ないですから
晴れの日が多いような印象になってしまっています。がそう上手くはいきませんね。
雨が多いとその分巣の進捗が悪くなるので本当はしっかりと雨が降ってほしいところです。

換気口にできたハチの巣を駆除します！

さて、本日は浜松市北区で換気口内に蜂の巣があるので見てほしいとご依頼を頂きました。
ミツバチにしても、アシナガバチにしてもなんだか今年は換気口の依頼が多いように感じます。
４月終わり～５月半ばは雨が多かった事も影響しているのでしょうか？

早速現場を見させていただくと…

こちらをガン見して威圧してくる女王バチの姿がありました。
この子はセグロアシナガバチという種類のアシナガバチですね。
巣の感じから見てもさなぎが複数個ありますから8週～９週といった感じでしょうか。
もう少し発見が遅かったら働きバチが羽化してしまっていたのでギリギリでしたね。

こちらは二階の換気口なのですが、実はこの真下にまる１階の換気口にもアシナガバチの巣ができていました。
そちらの巣はタマゴや幼虫の確認はできませんでしたので放棄された巣で間違いありません。
一階のハチが二階に移ったのでしょうか？
そこまでは分かりませんがちょっと嫌な予感がします…

左側が放棄された巣です。
巣を触った感じパサパサではなかったので多分今年作られた巣だと思います。

お客様にお話を聞くと今まで蜂の巣が出来た事はないという事でしたが、
今年二か所出来ていたとなると他の場所に巣がある可能性がかなり高くなります。
理由としては『この空巣の持ち主がどこかにいる可能性があるから』です。

基本的にアシナガバチが引っ越しをする場合そこまで遠くへ引っ越すという事は多くありません。
元々巣があった場所の近くの別の場所で作り出すというケースが大概です。
なのでこの巣の周辺を念入りに探してみれば巣がある可能性があるという訳ですね。

あぁ、やっぱり…

この巣の近くにウッドデッキがあったので、
最初からあるとしたらこの下だろうなと目星は付けていました。

早速潜り込んでいくとまずは空巣をもう一個見つけました。
今までハチの巣を作られたことがないというお家でここまで空巣があるという事は、
更に巣がある可能性が高まったと言えます。

ウッドデッキの最奥の梁の裏の部分を覗き込んだ際についにご対面してしまいまいました。

威風堂々とたたずむセグロアシナガバチがそこにいました。
巣の大きさは先ほどより小さくまだ小ぶりといった状態なので、
引っ越しをしたと仮定すればこのサイズ感は時期的には合致します。

と、このように活動をしていない巣を見かけた場合は巣を落としてしまうだけでなく、
必ず巣の周りをみるようにしてください。
その場所よりも更に見にくい、探しにくい場所にハチが巣を作っている可能性があります。

ただし、ウッドデッキの下や入り組んだような場所を探すのは６月半ばくらいまでにしてください。
覗き込んだ際にもし近くに巣があり、働きバチが生まれている場合は黒目に向って飛んでくる危険性があります。
向こうもビックリして襲い掛かってくるので一目散に刺して逃げようとするはずです。
これから先は探すという行為にもリスクが伴う事を理解したうえで探して頂きたいと思います。

幸いにもこちらの巣以外には巣はありませんでした。
でも、今まで巣ができた事がないというお家でさえきっかけがあれば一年で２つも巣が作られてしまう訳です。
今までできなかったから大丈夫！
と思っていても外的要因が変われば事態は急変します。
ハチも気まぐれで飛んできますから警戒はどんなお家でも必要かなとは個人的には思います。

二か所の蜂の巣の駆除が終わったのでそれぞれしっかりとお掃除をさせていただき、
再発防止処置を施して作業完了です。
本日は当店をご利用いただきましてありがとうございました。

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