浜松市ハチ駆除報告日誌

こんばんは。
浜松ハチ駆除専門店の鈴木です。

本日は庭の垣根の中にハチが巣を作っているから駆除してほしいとご相談をお受けしました。
こちらはリピートのお客様です。

お話をお聞きすると以前作られて場所に近い場所で、握りこぶしサイズの蜂の巣があるとの事でした。
握りこぶしという表現からもしかしたらスズメバチかな～と予想しながらお伺いさせていただきました。

真ん丸の巣がお出迎えしてくれました！

現場を見させていただくと枝の隙間からマーブル模様のカバーが見えました。
これは間違いなくスズメバチが巣を作っています。
こちらはコガタスズメバチですね。

以前作業させていただいたのもスズメバチだったのですが、
こちらのスズメバチは前回の巣の因果関係はありません。
スズメバチはたまたま飛んできて、たまたま気に入った場所に、たまたま作るという性質なので、
関係はないと言い切れる訳です。

ただ、巣ができやすい環境や条件に合致しているから巣が作られてしまう訳なので
根本的な状況を変えないとこれから先も狙われやすく注意が必要となってしまいます。

正面からも写真を撮ったのですがピンボケがひどくて使い物になりませんでした（笑）
これは下から覗き込んだ写真です。
ライトを当てて巣に女王バチがいるかどうか確認しましたがよく見えません。
巣を外してしまってからいないというのが分かるとその先の退治が非常に大変になるので、
必ず在宅中かどうかを確認する必要があります。

見えない場合の確認方法としては巣を包み込んでしまって少し揺らしてみるというのがよくやる方法です。
しかし、周りに枝があると余計な振動を与えたり、最悪破れてしまう事もあるのでやってはいけません。
まぁ、やられる方はいらっしゃらないと思いますが…
今回はご在宅でしたのでそのまま作業をしてしまいます！

無事退治する事ができました～。
巣の中はこんな感じになっています。

こちらの巣は進行具合でいうと2週間くらいで比較的早い時期からこの場所で巣を作っていたようです。
幼虫がまだ羽化していないのでまだまだ出来立ての巣といった状況ですね。
今は下が開いていますが徐々に埋められてとっくりみたいな形になっていきます。

こんな感じです。
この形になると場合によっては働きバチが生まれていますので、
近付くのは危険です。

以前のコラムでも書きましたがスズメバチは女王バチでも向かって飛んできますので、
毒針がないからといって油断してご自分で駆除されるのは避けた方が安全だと思います。
慣れている私でもシーズンインしたばかりの事は本能的にビビりながら作業していますし（笑）

スズメバチ=マーブルの真ん丸というイメージが定着していて、
このとっくり型の時は『なんの巣かよく分からないけど大きいハチ！』といわれる方も多いです。
でも、この巣はスズメバチになりますの見かけた場合はその場から離れてくださいね。

最後にある程度の範囲に再発防止を施して作業完了です。
本日は当店をご利用いただきましてありがとうございました。

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