浜松ハチの巣駆除報告日誌

こんにちは。
浜松ハチ駆除専門店の鈴木です。

本日は浜松市中区で軒下に丸っこい蜂の巣があったので駆除してほしいとご依頼を頂きました。
スズメバチが市街地に巣を作る頻度が高くなってきたものの、
まだまだ巣自体を見る事が珍しく気付いてもそのままにしてつい観察してしまう方が多いです。
こちらの依頼者さんもついつい放置してしまったという事でした。

蜂の巣と言えば『蓮の花の形』というイメージがありますからやはり珍しいんでしょう。
私もこの仕事をするようになるまでこんなにスズメバチが市内に生息しているなんて思いもしていませんでしたから、
一般の方から見たらちょっとそのままに～なんて思っても無理はありません。

ですが、これは蜂の巣です。
しかもスズメバチという大型で狂暴な種類のハチです。
始めは女王バチ一匹ですし、コロンと小さい巣なので平気な方が多いですが、
いざ働きバチが生まれると常にブンブンと飛ぶようになりますし、
巣はどんどんと大きくなるしと急に怖くなり依頼されるという方が非常に多いです。

スズメバチの巣は外皮に覆われているので殺虫剤が効きにくいです。
怖くなってからいざ自分でやろうとしても失敗して返り討ちに合う方も非常に多いです。

蜂の巣は放置してもまったくメリットはありません。
珍しいかもしれませんができるだけ早めに駆除されることをお勧めします。

話は逸れますが…
この時期だとちょうど燕の巣作りの時期にかぶるのでよく見ます。
糞や食べカスで物凄く汚す燕は大事に見守るのが当たり前みたいな風潮がありますけど、
元々害獣駆除をやっていた私から言うと鳩も燕もスズメもムクドリも全部一緒（笑）
本当イメージって大切なんだなとつくづく思わされる初夏の風物詩です。

軒下にできたスズメバチを退治していきます

現場を確認するところんと野球ボールくらいの大きさの巣がお出迎えしてくれました。

こちらは下の柄の部分がなくなり、出入口付近が壊れていますので既に働きバチが生まれてしまっていますね。
巣の壊れ具合から見て柄の部分が無くなってそれほど時間は経過していないように思います。

スズメバチの多くは軒下に巣を作る場合はこのように梁の部分に軸を作って巣を作ります。
特に直木で作られている場合は被弾比率が高くなりますのでご注意下さい。

無事退治する事ができたので巣を取り外してみると面白い形だったので写真に撮ってみました。
これ、上が梁にくっ付いていた部分です。
でも巣は横を向いています。

軸は一体どこなんでしょうか？（笑）
凄いへそ曲がりな作りで巣を作っているので、
将来的には引っ越すかあまり大きくならない巣になると予想できます。

巣が斜めなので自然と角度がついた写真になりました。
巣の上にいるのが女王バチです。
働きバチの数も６匹ほどと思ったよりも数が多かったです。

蛹の数も多く後１週間もすればもっとブンブンと飛び回っていたので、
時期としてはギリギリといった感じですね。

雨も降っているので戻りバチは待っても帰ってきませんでしたので、
お掃除をして、再発防止処置を施して作業完了です。

本日は当店をご利用いただきましてありがとうございました。

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