豊川市ミツバチ駆除報告日誌

こんにちは。
ハチ駆除専門店の鈴木です。

本日は豊川市で換気口にミツバチの巣が見えるから駆除してほしいとご依頼を頂きました。
こちらのお客様は昨年もミツバチの駆除でお伺いさせていただいたリピーター様です。
しかも巣が出来たのは昨年と同じ場所という事でした。

昨年の６月に作業させていただいてその後特にトラブルもなかったという事なので、
今回巣を作ったのは前回のミツバチとは別の家族となります。
昨年の記憶を思い出してみてもそこまでミツバチが寄り付くような場所ではなかったと思います。
そんなに魅力的な換気扇なのでしょうか？？？

前回は作業時間が3Ｈ以上かかっていますので覚悟を決めて向かいます！

巣は見えるけど…

現場に到着して換気口を見て、まず『あれ？？？？？』となりました（笑）
なんだか前回もこんな感じだったような気が…

そう！
今回もハチが飛んでいないんです！！
ミツバチの場合今の時期でも最低数百匹単位で生活をしています。
ミツバチは落ち着きなく常にいろんなハチが出入りをしますから、
何も飛んでいないという事はありえない訳です。
でも、お客様は巣があると仰っていましたので現状とは矛盾しています。

と、いう事でまずは換気口を覗き込んでみましょう！

うん。はっきりと巣が見えます。
しかもどうやら空っぽのようです。

去年見た限りではこんな巣はありませんでした。
巣の状況から見てもこれは間違いなく今年の巣です。
では、なぜハチがいないのか？？？

考えられるのはこの巣を放棄して別の場所に引っ越しをしたというのがしっくりきます。
巣を作るのには狭かったんだと思います。
換気扇内部に入り込んで新たに巣を作る事も出来たと思いますが、
その可能性は限りなく低いと思います。（ハチがほとんど飛んでいないため）

引っ越しをする場合は巣の皮だけを残して、
幼虫も蜂蜜も全てをもっていくためこのように空っぽになります。
数匹程度巣の周りにいる事もありますがそれも引っ越しが終われば来なくなります。

ミツバチの巣を取り除いていきます

では、早速駆除を開始していきましょう。

まずは飛んでいるハチや巣の周りにいるハチを退治。
次に飛行しているハチがいなくなったら換気口内に薬剤を投入。
その時に羽音がするかどうかを確認もします。
ちなみに奥まった場所にいるとぶーーーんと鈍い音で、近くならばブンブンと軽い音と音が違います。
換気口内にハチがいない事を確認したら巣を取り外します。

作られた巣はこんな感じでした。
こんなにきれいな状態でハチの巣が取れるのは実は珍しいです。

ミツバチの巣は蜂ろうと呼ばれるミツバチが作り出した『ろう』を原料に作られています。
この巣は蜂蜜を蓄えられように高い防水性があります。

巣を触ってみるとベタベタしており、潰すと蜜が垂れてきました。
という事はこの巣を放棄してまだそう時間は経ってはいないと言えます。
実際にまだ30匹ほどのハチは換気口内にいましたのでこの予測は間違ってないと思います。
気付かなかっただけで数百匹のハチがブンブン飛び回っていたと思うと少し怖いですね。

巣をこのままにしておくとまた戻ってくるリスクはありますし、
害虫の温床になってしまうので綺麗に取り外して痕跡がないように処置を施します。
最後に換気扇内部と換気口に再発防止処置を施して作業完了です。

来年はもう来ませんように！
と、祈りつつ今日の作業は完了です。
本日は当店をご利用いただきましてありがとうございました。

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